sudoとsusp-resumeの関係
BlueZを入れて通信環境を復旧しました。
ネットワーク接続のプロファイルは事前にエクスポートしてあればそれをインポートすれば良かったのですがそんなものやってなかったので次のディレクトリをバックアップデータから復元。
- /etc/ppp/peers
- /home/zaurus/Applications/Network/modules
コピーするだけではシステム周りへの登録が完全ではないのか、一度プロファイルを"修正"してそのまま何も変更せず"OK"してやらないと繋がらないようです。私はハマりかけました。
さらにBluetoothダイヤルアップユーザ必携といえるsusp-resume-bluezを導入。
Bluetoothダイヤルアップの有名なところによると、どうもsudo_0.1.ipkでないとまずいようでSL-C750時代もそうしていた記憶があるのですが、あいにくとipkを紛失。なおかつDL元もリンク切れ。
手元にあるsudoはsudo_1.6.8p11-1_arm.ipk。というかたしかC750末期に入れ替えてそれでも動いていたようなという記憶を元にダメモトでインストールを敢行。この版のsudoはlibgccが必要なのでlibgcc_3.4.4-1をも一緒に導入。
インストール後に試しに単体でsudoを実行してみるとユーザzaurusがsudoersにないとかエラーがあったので、/etc/sudoersに次の行を追加。
- zaurus ALL=(ALL) ALL
ちなみにこれだとzaurusユーザのパスワードだけでrootしか扱えないコマンド使えてしまうので真似する人は気をつけましょう
試しにオンオフしてみるとsudo 0.1と合わせて使ったときと同様、resumeでCFのアイコンが一旦消えて再度現れます。どうやら成功した模様。
…ところが今度はhdd1,2,3が消えてました。もしやと思って/etc/apm.d/bluetoothを覗くと、CFの抜き差しが次のようになっていました。これじゃスロット1の内蔵HDDもアンマウントされてしまいます*1。
- cardctl eject
- cardctl insert
と言うわけでスロット0のカードだけを抜き差しするよう次のように修正。
#diff bluetooth bluetooth.bak
15,16c15,16< cardctl eject 0< cardctl insert 0
- -
> cardctl eject
> cardctl insert
これで、内蔵HDDがアンマウントされなくなりました。
やはりサスペンドから復帰したあと手動で抜き差ししないで済むのは便利です。
あとはNetFront起動中に再接続すると出てくるTCPコネクトエラーが直ればありがたいのですが。
*1:内蔵HDDについてはinsertで自動マウントしてくれない