253系入線

とりあえず3両だけ組んでみました。
クモハ252は昨日のクロ253同様に中間のモハ253には手持ちの小型車用動力 通勤電車1を奢ってやりました。


どうみても車間空きすぎです。

そのまま連結しようとすると、車輪径の違いか連結器高さが微妙に違ったので車輪を5.6φのものに交換。小型車両用台車/動力は車輪径も微妙に小さいのです。牽引力確保のためゴムタイヤは2軸とも装着して、補充も忘れずに。

パンタグラフはとりあえず手持ちのPS16Bを奢ってやりました。キットのパーツを見るとスライダーのホーンが一本なので微妙に違うようです。

113系と比べると白く面積の大きいスカートも相俟って、レールの上をするすると滑るように加速していく様はなかなか格好いいのです。

ちなみにこの動力は、113系4連があまりにちょっとした傾斜でも失速してしまうので、1M3Tを2M2Tとして補おうと思って入れたものですが、思惑は大きく外れました。
失速したのはMT比が低いからではなくたんなる電力不足。パワーパックに電流計と電圧計装備してよくわかったのですが、カーブや上り区間で負荷が掛かるとモータの端子電圧がみるみる落ちていきます。
逆に下りとか負荷が上がる区間では跳ね上がります。
モータのパワーがどうのではなく、PWMのデューティを上げてしかるべきエネルギーを与えてやらないといけないのでした。

そんな113系は今は似非サロ124を組み込んで1M4Tで元気よく走っております。

ちなみに、ちょっと調べてみるとリニア動作時とPWM動作時でもこの電圧をOPAMPにフィードバックさせれば負荷が変わってもだいたい定速で回せるようです。

AVRとかのマイコンで制御する場合は、PWMのOFF期間にADCでモータの電圧を測ってフィードバックを掛けるというのは見たことありますが、アナログでこうもあっさりできるとは思いませんでした。

ただしN-FETをローサイドでスイッチングしてる現在の構成では、端子電圧取り出すのにもうちょい考えなければならない模様。
FETをハイサイドに持ってくれば済む話なのですが、今のN-FETそのままではゲート電圧が足りないので*1、なにかしらして電源以上の電圧をゲートに掛けないといけません。

もう一つのやり方としてはP-FETを使う方法があるそうです。これはゲート電圧を下げればオンするそうな。

*1:以前ハイサイドスイッチでテストしたときに7V程度しか掛からなかったのはこのせい