とりあえず音出せるようにしました

小さすぎた穴は結局手作業で広げました。
当初はヤスリだけでごりごりやっていたのですが、あまりに進まないので試しにカッターで削ってみることに。
最初はざくざくいけたのですがすぐに削りにくく。
さすがに曲面の内側をカッターで削るのは無理というもので、鬼目ヤスリで荒らした部分をカッターで削ってと交互にやってようやくスピーカが入るようになりました。

今までカッターの刃の減りなんてのは使用頻度もあって半年とかそんなスケールでしか意識していなかったのですが、今回はマッハの速さで切れ味が鈍っていきました…(汗)

180番のペーパーを缶に巻き付けたもので仕上げて穴の拡張は完了。

次いでスピーカと現物合わせで四隅のスピーカの固定穴開け。けがきもポンチマークも付けずいきなりドリルで開けたのがまずかったかずれまくり&斜めに穴が…(汗)

塩ビチーズへターミナルを取り付け、スピーカに配線して接続完了。スピーカを固定した板はタイラップで塩ビ管に固定。塩ビ管には隙間を埋めるためにスポンジテープを貼っておきます。
この方法は塩ビ管スピーカについてググったときに見つけたもので、手っ取り早く固定できるのでやってみました。

本来の塩ビ管スピーカはこれにさらに管を伸ばしてダクトを作るのですが、今回はとりあえず音を出すだけなのでここで終了。

あとはアンプ側ターミナルとスピーカーコードを作っていよいよ音出し。

…がっかりしました(ぉぃ
エージングもまったく行われておらず、ましてやスピーカのエンクロージャが不完全な状態なのでまともな評価とは言えませんが。
中音ばかり目立って低音が全然聞こえてきません。ついでに解像度も低いです。
あとはこれがしばしば目にした「筒臭い」という音なのか、なんとなく筒越しに聞こえるようなこもった音が混ざっています。
オーケストラのような曲を聴いてみると、中音域がリバーブが掛かっているかのように響いています。これも管の効果か。

中高音や解像度についてはしばらく鳴らしているとさっそくエージングが始まったのかだんだん良くなってきた感じです。
低音についてはエンクロージャの他に電源に大容量の平滑コンデンサ付けるだけでもかなり変わるそうなのでこれも試してみるとしましょう。

とりあえず現時点では今まで使ってたCambridge Soundworksのアクティブスピーカ*1の方が全体の音の開放感や低音で勝っています。

アンプのエージングと塩ビ管スピーカの完成でどうなるか楽しみです。

*1:2000年頃のGatewayのPC付属のもの、詳細不明