ハザード化計画(終)

前日ハーネスの9極カプラ側が出来上がったあたりで気が抜けて夕方から爆睡。
目が覚めたのは夜中の2時過ぎでした。
十分に睡眠は取ったし、日曜はコスカ行く予定なので今のうちに作業しなければ次の週末までお預けです。ということで作業再開。
反対側のウィンカーへの電流の流れ込み防止のためのダイオードの取り付けにしばし頭を悩ませます。
前日の時点では、20*50*5mm程度で皿もみ加工されたアルミ板にダイオード(TO-220パッケージ)を並べてネジ止め。それぞれのウィンカー側へ線を引いて、エポキシボンドで固定&絶縁。コレだとアルミ板がフラットなのでそのままフレームに貼り付けるように固定すれば放熱面でも有利ではないかと踏んだのですが、配線の取り回し的に無理そうなので結局却下。部屋に転がっていた15mm角のアルミアングルを5cmくらいに切って内側にダイオードをネジ止めとしました。
使用したダイオードは端子の並びがA-K-Aとなっている二素子入りなのですが、片方の足はカットして1素子だけ使用。アノード同士を繋いで並列にすれば電流容量的に有利ではないかと思ったのですが、どうも整流ダイオードの並列はまずいような記述を見つけたので。データシートを見る限り1素子あたりのデータがあるのでこれでも定格10Aはいけそうなので問題はなさそうです。
ハザードスイッチから伸びてくる線は両側のアノードのうちアングルの内側に位置する方にハンダ付け。真ん中のカソードはぐいっと反対に曲げて、9極カプラ側の線をハンダ付け。最も外側に位置するアノードは使わないのでカット。
ハンダ付けするまえに先にコードをまとめて保護用のチューブを被せておくのを忘れずに。
コレを右左の二系統作ったら、エポキシボンドで固めます。
今回L字アングルの内側を埋めると言うことで、アングルのエッジでそぎ落とすように塗ると綺麗に埋める事ができ、かくはん用のヘラにもボンドがほとんど残らずと思わぬ効用が。
そこそこ硬化したのを見計らってアルミアングルごとチューブを被せてさらに保護。
続いて右スイッチの4極カプラ側の端子も圧着して、チューブとコネクタカバーを被せt、端子をカプラにはめ込んでハーネス完成。テスタで接続のチェックも忘れずに。
最後にチューブを加熱して収縮させようとしたもののまったく縮まず。どうやら熱収縮チューブじゃなかったようです。とりあえず線がバラバラにならず上手くまとまっているのでまあよしとしますか。

本来ならここで完成したハーネスの写真でも撮っとくべきなんでしょうが案の定忘れました(汗)

お次は待望の組み込み。左右ハンドルスイッチのハーネスは、ヘッドパイプの後ろを経て、タンクの下側に隠れる形でメインハーネスに繋がっています。
作成したハーネスは9極の割り込み側と、ハザード/ポジションスイッチの4極のT字型となっており、4極カプラを右からヘッドパイプの裏を通して、スイッチボックスの4極カプラと接続。カバーを被せて再びタンクの下へ。
この辺、カウルやタンクを外さないとダメかと思ったら、タンク左側は下がガラガラなのでそのまま作業できました。
右側はサーモスタットやラジエータキャップが邪魔で手が入らず、とりあえずカウルの固定ブラケットとタンクの前側を外して作業。
思ったより4極カプラの線短くてギリギリでしたがなんとか組み込めました。

タンクを戻して点灯テスト。緊張の一瞬。

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!

製作例通りに作っただけではありますが、自分の手で加工したものが動いたときの気分はまさに感無量と言うものですよ。

そんなわけでハザード動作中の動画
W32Tで録ったそのままなので3gp形式なのは勘弁してください。とりあえずWindowsだとメジャーどころならRealPlayerQuickTimeで見られるようです。

ついでに曲がってるブレーキレバーも取り替えようかと思ったのですが、そろそろコスカに出かける支度をしないとということで保留。
とりあえず、どのくらい曲がってるかの比較用の写真だけ撮ってみました。