チェーン掃除

休みになったので、さっそくKETTENMAXでのチェーンクリーニングをしてみました。

準備

洗浄液にはおなじみシンプルグリーンを使用。ギトギトのチェーンオイル落とすんだからということでかなり濃いめの5倍希釈。
廃液受けに使い古しの1Lのオイル缶をもって外へ。

装着

最初にサイドのブラシをチェーン幅に合わせてカットするのですが貧乏性故にそのまま使用(笑)
チェーンを挟んでOリングをぐいっとかけて固定。さらにチェーンを動かしたときにケースが動かないよう適当な場所にフックとロープで掛けるのですが、今回はホームセンターのS字フックをスイングアームの連結部に引っかけて使用。というか、ロープだと垂れた洗剤が浸みたりしてで凄いことになりそうなのですが(汗)
http://www.navyblue.info/mc/xelvis/20051001/pa0_0021.jpg
装着完了、逆光&携帯で撮ったのでよく見えません(泣)

洗浄

ボトルから洗浄液を流しつつホイールを手で回して洗浄。洗浄液は勝手に出てくるわけではなくボトルを圧して出す必要があります。というかそうやって調節するんでしょうか。
基本的にブラシで液をほどほどに切っているのか垂れたりはしないのですが、あんまり押し出しすぎると垂れてきます(笑)
1/4くらいになったところで水を足して薄めてみたらほどほどに泡立って、リンクの間とかに残る感じなのであんまり濃すぎるのもいまいちなのかも知れません。
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洗浄中、白い泡が見えますか?

すすぎ

洗浄が終わったら乾燥させて注油となるのですが、揮発してしまうスプレー式クリーナーと違って洗剤がそのまま残るのですすいだ方が良さそう。と言うことでボトルに水だけ入れてすすぎ。洗車ついでとかなら水をザブザブかけてしまえば良さそう。その場合チェーンカバーやスプロケカバーで隠れる部分を忘れずに。

乾燥

自然乾燥待つのが億劫だったのでウエスで拭き上げ。ケースを外してホイールを回してみたら見違えるほど軽くなっていました。ここまで差が出るものなんですねぇ…。
チェーンを見てみると、ローラ部の汚れはしっかり落ちているのですが、やはりプレート内側や内プレートみたいにブラシの届きにくいところは少し残ります。見方を変えればこの辺だけピンポイントで洗えば言うことで。
それなりに溜まってくればブラシで掻き落とされるだろうし、性能的に問題ありそうな市ではないので気にしない向きは放っておいても良いのではないかと。

注油

再度KETTENMAXを装着して注油用のアダプターに付け替え、スプレー式のチェーンルブで給紙。ホワイトチェーンルブなのに全く白くならないので不安になりますが、ブラシで伸ばされる状態でごくうっすらと付くので目立たないだけみたいです。何よりスプレーを思いっきり吹けるのがよい。これまでだと付けすぎになるので出るかでないかのところでじわっと出していたのですが、これだと上澄みだか溶剤分なのかよくわからない液体ばかり出てきてしまうので。

ごくうっすらと付着するので、調子に乗って吹き付けすぎない限り飛び散り防止のための拭き取りも要らないようです。

総括

素晴らしい、これまでチェーンクリーニングはケミカルも高いしスプレーで吹き飛ばすので周りも汚れるしで敬遠してたのですがコレならツーリングの前日とかにちょろっとやる気になれます。
単車を仕舞うために押し歩いたときの軽いこと軽いこと。チェーンメンテでここまで変わるのだなぁと実感できます。というか、それだけロスしてたってことですよね_| ̄|○
そんなわけで褒めちぎってるわけですが問題もないわけではなくて。

まず一つは固定するフックの問題。一点でしか掛けてないので上手くチェーン掛けないと傾きます。
次に結構ケースが大きいのでホイールとの隙間が少ない単車だと当たって引っかかるかも知れません。私のゼルビスだと傾いたりするとタイヤに当たって引っかかります。

まあ、フックの問題は2カ所でV字にかけるとかすればどうにかなりそうです。ホイールとの干渉はスイングアームは末広がりなのでもう少し後ろになるよう調整した方が良かったのかも。
ともかくオススメですよ、コレは。

http://www.navyblue.info/mc/xelvis/20051001/pa0_0017.jpg
完了、綺麗になりました。ホイールが汚い…_| ̄|○