AX300 HDD交換

AX300またもERROR FC-06が出てくるようになって、しかもときどきカッコンカッコン言いだしてきたのでいよいよHDDを交換しました。
使用したのはHGSTの HDT725032VLAT80。今なら400GBとか500GBとかチョイスの幅もあるのですが、あえて320GB。増えたら増えたでしばらくエンコせずが続いて結局容量ギリギリでの自転車操業になると思うので。しかも容量が多いとイザと言うときの待避領域の確保にも苦労するので。

交換方法は既に偉大なる先達によってわかっているので、EPIAに新旧HDDを繋いでKNOPPIXで移行。
とりあえず録画データもそのまま移行するつもりなのでHDD全体をdd_rescueでコピー。これだと新HDDは20GBほど余るそうなのですが、録画パーティションに使われているXFSはファイルシステムの拡張をサポートしているのでそれで拡張すればOKなのです。

さすがに300GBは時間掛かるので夜中から初めて翌朝に完了。なんか途中カッコンカッコン言ってたものの無事にコピー完了。メッセージ見ると途中100KBほどコピーできなかった模様。

新HDDをAX300に装着して電源投入…立ち上がりませんorz
TVにはロゴが現れず本体側はBOOT表示でだんまり。

HDD戻してみると問題なく起動。

やっぱりddのベタイメージコピーではダメなのかとシステム側のパーティションをmkfsし直して、それぞれのパーティションでdump 0af - /media/hdaX | restore rf - としてもやっぱりダメ。
試しに新HDDをEPIAに繋いでみるとブートレコードがきちんとコピーされていない様子。このあたり、中身はx86のPCそのものであるAX300だからこそできる芸当ですな。

もう一度ddでdd if=/dev/hda of=/dev/hdb bs=512 count=1670760とやってシステム領域をコピーしてやってようやく起動。
ざっと見た感じ、録画データもきちんとコピーできていたようで一安心です。

HDDはひとまず余裕ができたので、今度は改変期に備えてHDD空けねばなりません。
…というか既に今週いっぱいの予約分も空いてない自転車操業…orz

余談

PC起動しているとあまり気にならないのですが、シーク音がそれなりにします。
先にFeature Toolでサイレントシークモードに設定しておこうと思ったのですが、EPIAにはフロッピーコネクタが着いていないのです。
そんなわけでUSBメモリにFDイメージ書いたりFreeBSDサーバにDHCPとTFTPサーバ立ててPXEブートを試みたりしたもののことごとく失敗。
このためにだけブータブルCD焼くのも嫌だったので、結局そのまま交換しました。ちなみに昨晩はこっちにほとんどの時間を費やしました。

しばらく前にそこかしこでIBMのUSB-FDDが投げ売りされたいたのですが、確保しておくべきでした。というかまだどこかで残っていませんか。