ハザード下準備

ハザードスイッチが手に入ったので早速作業開始です。
まずはウィンカリレーとハーネスの確認です。

ウィンカリレーはカウルの裏側に隠れてるのでアッパーカウルを外す必要があります。
カウル外したのは今回が初めてなのですが、結構たいへんですねコレ。
サービスマニュアルの手順としてはウィンカーを外してからアッパーカウル全体をがばっと外すわけですが、まずウィンカーの固定ナットが奥まってて片方外すのに一苦労。反対側はエクステンション使ったら簡単に外れました。頭は使いようですね。
カウルは4本の固定ボルト外して押し広げながら外すのですが、勢い余ってカウル割りそうで恐いです。
一応カウルは中央と左右の3ピース構造なのですが、装着状態ではネジの頭が隠れてて分割しての取り外しは難しそうです。
外す最中はカウルステーの縁でカウルの裏をガリガリとひっかきまくり。カウルポケットにあるひっかき傷はどうやってできたのだろうと言う疑問が氷解しました。

それでもなんとか取り外してウィンカリレーとご対面。汚れでマーキングが読みにくいので手で拭ってみたら、劣化したマーキングごとボロボロと。
http://www.navyblue.info/mc/xelvis/20060212/20060212_1.jpg
かすれた型番をなんとか読んでみると、MITSUBA FR-3303。ハザード対応品です。数字の読み違いや同番でのバリエーションがあれば話は別ですが。

ついでにメーターパネルの裏を見てみると、ありました。
http://www.navyblue.info/mc/xelvis/20060212/20060212_2.jpg
ICじわっとリレー。
中古での購入当初から付いてたヘッドライトの減光装置。ニュートラルにしてしばらくするとその名の通りじわっと減光する代物。思ったよりも小さなユニットでした。

とりあえず必要なのはカプラとハーネス用のコード。逆流防止のダイオードとわかったので一度カウルを戻します。戻さないと買い出しに行けないので。

大まかに被さったのでネジ穴合わせて固定…と行きたいのですが上手く会いません。
よく見るとカウルがメーターパネルの縁に被さってません。さらによく見るとカウルのダボがライトステーのグロメットにはまっていませんでした。
どこかが干渉しているらしいと言うことで下から覗き込んでみると、本来ハーネスが収まるべきところに先程のじわっとリレーが鎮座していて、追い出されたハーネスがランプハウスと干渉していました…_| ̄|○
なんとか組み付けて買い出しに。まずは近場のイエローハット。必要なのは110型の9極と4極なのですが、9極がNG。
結局平塚の南海部品へ。こちらも9極はダメか?と聞いてみたら、6極の陰に最後の一個が。
ハーネス用の線は色がなかったのでやめ。赤黒2色なら手元にあります。
ダイオードは昼休みにサトー電気で買うとします。

帰ってすぐに作業再開。作業開始が遅かったので既に暗くなりつつあります。平日中にスイッチボックスの改造とハーネスの製作を済ませたいのでそのまま作業です。
まずはカウルの取り外し。
…ここでやってしまいました。バキっと。
幸い完全に割れるには至らずに済みましたが、これを機にガラスクロスで完全に修復することにしました。

それはさておきスイッチボックスの取り外し。右側は固定ビス外してボックスを割るだけでは外せないのでキャブ側のブラケットを外してスロットルワイヤーを自由にしてやります。
ハーネスはステアリングピボット裏をくぐらせて、タイラップでフレームに縛ってあるのでタイラップをカットしてカプラーを引き抜きます。
左側はレバーブラケットと干渉。レバーブラケットをずらして取り外します。
こちらのハーネスはあろう事か、タンクの下で固定してあるのでタンクをずらす必要があります。
タンクの固定ボルトを引き抜いたらナットが落っこちたッ!!!
どこへ落ちたと探してみたら、エンジンハンガーの凹部に落っこちていました。
とりあえずそれは後回しにしてタンクをずらしてハーネスを外します。
外すものは外したので後は他を元通りに戻すわけですが…まずタンクの固定ナットをどうしましょう。落ちた場所はかなり奥まっていて手を入れるのにも一苦労。ちょっとやそっとで落ちる場所ではないので、一旦諦めて、戻すときに周到な準備をして…とも思ったのですが、ドライバー先端の磁気でなんとか取り出すことが出来ました。
んー、これまでも何度かナットとか落として取り出すのに苦労したことがあるので、ツールバッグににピックアップツール入れといた方が良さそうです。精度がいるような部分ではないのでダイソーの安物でも買っておきますか。

タンクとウィンカーを仮止めして本日の作業終了。